作品紹介

【Audible × オーバーロード】声優や評価を紹介|実際に聴いた感想まとめ

Audibleオーバーロード
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『オーバーロード』は聴くことで支配者の冷徹さと世界の深淵が際立つ

ゲーム世界に取り残された最強のアンデッドが、支配者として歩み出す物語『オーバーロード』。
Audible版では、キャラクターの威厳や恐怖、そして静かに漂う緊張感が声によって見事に表現されています。
音声だからこそ味わえる圧倒的な没入感と、ダークファンタジーならではの重厚な雰囲気が堪能できます。

本記事では、『オーバーロード』の基本情報やAudibleでの評価、実際に聴いた感想を紹介します。

オーバーロードの基本情報

▼ 作品情報(オーバーロード)

オーバーロードの作品情報テーブルスマートフォンでは表を横方向にスクロールできます。
項目内容
タイトルオーバーロード
著者丸山 くがね
ナレーター吉開 清人 / 森 史絵
再生時間4時間41分([1巻・前編] オーバーロード1 不死者の王 前編)
ジャンルファンタジー・文学・フィクション・ライトノベル
配信形式Audible聴き放題対象(2025年時点)

『オーバーロード』の特徴

雰囲気 コメディ シリアス
恋愛 控えめ しっかり
バトル 少ない 多い
世界観 現代 異世界
テンポ ゆっくり 速い
ナレーション 落ち着き 感情的

あらすじ

長年続いたVRMMORPG「ユグドラシル」が終了を迎える中、ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のリーダー・モモンガは拠点であるナザリック大墳墓で最後の時を待っていた。ところが、サービス終了後もログアウトできず、NPCたちが自我を持って動き出す。自らもキャラクターの姿となったモモンガは、異世界へ転移したことを悟る。彼は名を「アインズ・ウール・ゴウン」と改め、圧倒的な力を携えて未知の世界へと挑み、仲間の手がかりを求めて行動を開始する。

著者紹介

著者:丸山 くがね

丸山くがねさんは、ライトノベル『オーバーロード』シリーズの作者で、日本の異世界ファンタジーを牽引する作家の一人です。2010年頃にウェブ連載として発表を始め、後に書籍化・アニメ化され大きな人気を集めました。かつては「むちむちぷりりん」名義でも執筆しており、現在は重厚な世界観と精密な設定構築で高い評価を得ています。オンラインゲームの世界に残された主人公が仲間とともに新たな世界を統べていく壮大な物語は、独特の緊張感とスケール感で多くの読者を惹きつけています。

ナレーター(声優)紹介

ナレーター:吉開 清人(よしかい きよひと)

福岡県出身、賢プロダクション所属の声優・ナレーター。1978年9月10日生まれ。語学にも造詣が深く、英語・フランス語・ドイツ語など複数言語を習得中という一面もあります(特技:英検2級、仏検3級、独検3級、伊検3級)。吹替えやアニメ作品だけでなく、ナレーション領域でも活躍しており、重厚な世界観の朗読作品やオーディオブックでも安定した演技力が評価されています。

ナレーター:森 史絵(もり ふみえ)

愛知県出身の女性声優・ナレーター。1月19日生まれで、活動当初は養成所を経て声優業務へと進まれました。朗読やオーディオブック作品、アニメ出演の経験を持ち、特に オーバーロード シリーズの朗読版では、ナレーションを務めており、その豊かな声の表現力がリスナーから高く評価されています。物語の深層にあるキャラクターの心情や緊迫した場面のナレーションでも、聴き手をその場へ連れていくような臨場感のある演技が際立ちます。

Audible版『オーバーロード』の評価

シリーズで★5.0(全9,792件)を獲得(2025年11月時点)。2人のナレーションの評価がとても高い作品です。

Audible版『オーバーロード』を聴いた感想レビュー

『[16巻・下・後編] オーバーロード16 半森妖精の神人 [下] 後編』まで聴いた感想です。

よかったポイント

①多彩なキャラクターを見事に演じ分けるナレーター陣

数多くのキャラクターが登場する本作ですが、2人のナレーターによる朗読は圧巻です。男女問わずキャラクターの個性をしっかりと表現しており、アニメから入った人でも違和感なく楽しめます。シーンごとの緩急も自然で、物語の没入感を高めてくれます。

②魔王が主人公という異色の設定

主人公や主要キャラクターがアンデットなど、いわゆる人間の敵側に立つ設定は非常に新鮮です。圧倒的な強さと、目的のためには容赦しない冷徹さが魅力で、ダークファンタジーとしての深みを感じます。

③耳をふさぎたくなるほどの残酷な描写

物語の中では、目的を達成するために非情な手段を取る場面も多く、時に「これ以上聴けない」と感じるほどの残酷さがあります。しかし、それこそがオーバーロードの持つダークな魅力です。

④難解な設定が少なく聴きやすい

重厚な世界観でありながら、複雑な用語や地理設定が少なく、テンポよくストーリーが進む点も魅力です。オーディオブックでも十分に理解しやすく、初めての人でも迷わず物語に入り込めます。

気になったポイント

①原作から入ると映画版は少し物足りない

聖王国編は映画化もされていますが、原作にあった残酷な描写や迫力がやや控えめに感じました。映像化にあたって制約があったのかもしれませんが、原作の緊張感を知る人には少し物足りなく映るかもしれません。

②完結していないため物語を最後まで聴けない

オーバーロードは原作もまだ完結しておらず、Audible版でも最新の『オーバーロード16 半森妖精の神人[下]後編』(2023年5月配信)までとなっています。続きが気になるだけに、完結を待ち望む声も多いでしょう。

全体の感想

個人的総合評価 ★★★★★ (–)
聴きやすさ ★★★★★ (5.0)
没入感・世界観 ★★★★★ (4.5)
ストーリー・展開 ★★★★★ (4.5)
ナレーション表現力 ★★★★★ (5.0)
ボリューム・テンポ感 ★★★★★ (4.2)

物語はまだ完結していないものの、Audibleで聴く価値は十分にあります。ナレーターの演技力、ストーリーの深さ、世界観の作り込み、どれを取っても高水準です。
アニメや漫画でオーバーロードの世界に触れた人でも、新たな発見があるはず。ダークファンタジーや異世界ものが好きな方には、間違いなくおすすめのAudibleタイトルです。

Audible版『オーバーロード』17巻はいつでる?

現在、オーバーロード17巻の Audible 版の 公式配信日 は発表されておりません。書籍版最新刊は16巻で、17巻については「発売日未定」とされており、公式サイトでも明確な告知は出ていません。

Audible版の配信日も、書籍版17巻の発売が決まり次第に準じて登場する可能性が高いですが、現時点では確定情報を待つ必要があります。

Audibleでオーバーロードを聴いてみよう!

今回は、Audible版『オーバーロード』について、基本情報に加えて、著者情報やナレーター情報、実際に聴いた感想を紹介しました。圧倒的な力と支配をテーマに描かれる本作は、声によってキャラクターの威厳や狂気、静かな緊張感までもが鮮明に伝わります。冷酷で壮大なダークファンタジーの世界を、ぜひ耳で体験してみてください。

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