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【Audible × 神の子】感想レビュー|あらすじや評価まとめ

Audible神の子
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『神の子』は聴くことで物語の緊張感と臨場感が一段と深まる

『神の子』は、戸籍を持たず孤独に生きてきたIQ161以上の天才少年が、思いも寄らぬ事件に巻き込まれていくサスペンス作品です。

Audible版では、多視点で進む物語をナレーターが巧みに演じ分けることで、登場人物の心情や場面の空気がより鮮明に伝わり、物語全体が立体的に楽しめます。

本記事では、『神の子』の基本情報やAudibleでの評価、実際に聴いた感想を紹介します。

『神の子』の基本情報

神の子の作品情報テーブルスマートフォンでは表を横方向にスクロールできます。
項目内容
タイトル神の子
著者薬丸 岳
ナレーター町田 壮汰
再生時間18時間5分(神の子(上))
ジャンルハードボイルド / ミステリー
配信形式Audible聴き放題対象(2025年時点)

『神の子』の特徴

雰囲気 ライト ダーク
謎解き 控えめ しっかり
サスペンス 低い 高い
ナレーション 淡々 表現豊か
聴きやすさ 気軽 集中
テンポ ゆっくり はやい

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あらすじ

天才的な知性を持ちながら孤独に生きてきた少年・町田博史は、少年院での脱走計画をきっかけに思いがけない運命へ足を踏み入れる。その裏側では、表に姿を見せずに悪事を操る謎の男・室井が、町田を執拗に追い続けていた。二人の思惑が交差するとき、町田の未来は大きく揺れ動きはじめる。

著者紹介:薬丸 岳

1969年に兵庫県明石市で生まれた薬丸岳さんは、社会派ミステリーを得意とする作家です。デビュー作で主要文学賞を受賞し注目を集め、その後も犯罪や人間の弱さに鋭く迫る作品を発表し続けています。重いテーマを扱いながらも、物語としての読みやすさと緊張感を両立させ、多くの読者から支持される実力派です。

ナレーター紹介:町田 壮汰

町田壮汰さんは、栃木県真岡市出身の声優で、声優事務所ケンユウオフィスに所属。9月1日生まれ。舞台での演技や声の表現に磨きをかけつつ、アニメやゲーム、吹き替えなど多彩なメディアで活動。滑らかな語りと細やかな演技で、幅広い役柄を演じ分ける実力派ナレーターとして注目されています。

Audible版『神の子』の評価

シリーズ累計で★5(全1,396件 ※2025年11月時点)を獲得。
ナレーションの巧みさと先が気になるストーリー展開が支持されている人気作です。

★★★★★ 5.0

やっぱり長編小説は面白い

下巻が待ち遠しいです。主人公が出会う人物を魅了し、次の関わりに移るストーリー展開は「正体」を彷彿とさせます。(一部抜粋)
  • 🎙 パフォーマンス 4.0
  • 📖 ストーリー 5.0
★★★★★ 4

なんと無く…

ナレーションの方の声質は好きでしたが、人の話しが、みんな同じで、特に、語尾がみんな同じように上がるのが気になりました。(一部抜粋)
  • 🎙 パフォーマンス 3.0
  • 📖 ストーリー 4.0
★★★★★ 5.0

下巻が出てからにすればよかった。

もう少し聞きやすく読んでもらえると助かります。登場人物が誰と出会ってどうなっていくのか、この先もとても楽しみです。(一部抜粋)
  • 🎙 パフォーマンス 4.0
  • 📖 ストーリー 5.0

Audible版『神の子』を聴いた感想レビュー

『神の子(下)』まで聴いた感想です。

よかったポイント

①キャラクター視点で描かれる重厚な物語

主人公だけでなく、複数のキャラクター視点で物語が進むため没入感が高く、それぞれのエピソードが最後に1つへ収束していく構成がとても魅力的でした。

②敵味方が揺らぐスリリングさ

主人公を狙う巨大組織の存在があることで、登場人物が敵か味方か最後まで分からず、関係性を推測しながら読み進める緊張感が作品のおもしろさを高めていました。

③ナレーターの技量の高さ

男性ナレーターが女性の声色や話し方を巧みに使い分け、どのキャラクターの台詞か迷うことがなかった。表現力の高さが物語の魅力をさらに引き立てていました。

気になったポイント

①IQ設定のわりに頭脳戦が少ない

IQ161の天才という設定ながら、物語全体を通して知略を駆使する場面があまり多くなく、主人公の頭脳を活かした鮮やかな活躍をもう少し見たかったと感じました。

②主人公の愛されぶりがやや不自然

無口で不愛想な主人公が周囲から強く慕われる描写が多く、優しさや過去の背景は理解できるものの、キャラクターたちの惹かれ方が少し極端に思える場面がありました。

全体の感想

個人的総合評価 ★★★★★ (–)
聴きやすさ ★★★★★ (4.5)
没入感・世界観 ★★★★★ (4.8)
ストーリー・展開 ★★★★★ (4.2)
ナレーション表現力 ★★★★★ (4.3)
ボリューム・テンポ感 ★★★★★ (4.5)

多視点で重層的に進む物語は没入感が高く、敵味方の境界が揺らぐ緊張感も魅力的でした。ナレーターの表現力も素晴らしく、特に女性キャラの演じ分けは秀逸でした。

一方で、天才設定の主人公が活躍する頭脳戦が少ない点や、周囲からの過度な好意にはやや違和感も。全体としては聴きやすく満足度の高い作品でした。

Audibleで『神の子』を聴いてみよう!

今回は、Audible版『神の子』の著者情報やナレーター情報、実際に聴いた感想などを紹介しました。物語の緊張感と多視点のドラマを、ナレーターの演技によってより強く体感できる作品です。興味を持った方は、ぜひAudibleで世界観を体験してみてください。

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